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strongemotion

人生に迷う君へ、情熱とアホとポジティブを。

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誰もが皆、戦っている。生きるか死ぬかなんて、本当は紙一重の違いでしかない。

 

こんなはずじゃなかった。

 

何も見えない。

進んでも進んでも黒黒黒。

光の色すら忘れてしまった。

 

何を探していたんだろう?

何を夢見ていたんだろう?

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希望の香りと、夢の色したスーツを身にまとい

さあやるんだと朝日を吸い込んだあの日。

 

そして今。電車の窓に映るのは。

しわくちゃにされて、もまれて、くたびれて

機械のような心で突っ立っている僕。

 

この世界を救うような

デッカいヒーローになりたかった。

カッコいい大人になりたかった。

 

子どもの頃の自分に

今の僕はどう映るのだろう?

 

明日がやって来なければいい。

そんなことを考えながら、眠りについた。

 

 

そんな日々が続いた、ある日の帰り道。

 

「人身事故のため列車が遅延しています」

 

その意味を知ることなく、当たり前のように耳を通り抜ける言葉。

ふざけんな早く運行しろ、こっちは疲れているんだと憤る元気もなく

ため息一つ、世界へ向けて解き放つ。

 

その時、我に返ってふと思い出した。

 

今、ひとつの命が失われたということを。

 

自殺大国日本。

年間自殺者3万人超。

 

今日も80人もの人が自ら命を絶つ。

そう考えれば、この数字は明らかに異常であるいうことが理解できる。

 

そして、この数字は氷山の一角でしかない。

 

死にたい

そう思っても、実際に行動に移せない人が無数にいるはずだ。

 

百万人以上の人間が、死を考えながら生きている。

そう考えることに違和感はない。

 

身の回りにモノが溢れ、こんなにも豊かになったのに

どうして人は死を選ばなければならないんだろう。

 

当たり前のように報じられる人々の最期に

悲しみを感じることすら忘れた世界。

 

終わらない競争。

耐え難い孤独。

 

こんなにも苦しいのに、どうして生きていくのか。

こんなにもしんどいのに、どうして生まれてきたのか。

 

もしかすると誰しもが、こんなことを考えているのかもしれない。

 

誰もが皆、戦っているんだ。

 

生きるか死ぬかなんて、本当は紙一重の違いでしかない。

 

親父もきっと、戦っていた。

親父はその紙一重の末に、死を選んだ。

 

だから僕は、親父を責める気は一切ない。

たとえそれが誰であったとしても不思議ではないからだ。

 

僕は苦しい。

でも、まだ戦い続けたい。

生きることと向き合い続けたい。

そしていつか、清々しい顔をして親父に会いたい。

ただ、それだけ。

 

苦しんで、苦しんで、苦しみ抜いて。

そんな僕だからこそ伝えられることがある。

 

ただ一人、たった一人でいい。

少しでも前を向いて歩けるように。

そんなヒーローになれたらいい。

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葛藤を胸に抱いたまま

僕は今日も生きている。

 

人生まあいけるやろ。